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平安時代（12世紀）に描かれた鳥獣人物戯画絵巻 甲巻の摸本。有名な猿と蛙の喧嘩、兎と蛙の相撲のほか、田楽、賭弓など、当時ミヤコで流行っていた様々な遊びに動物が興じる姿が、表情豊かに描かれている。摸本や断簡には競馬や双六遊び、高跳びなど、現在知られている絵巻とは異なるモチーフの遊びが描かれている。そもそもははもっと長大な絵巻だったようだ。