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List of Nine stages of decay

九相図一覧

タイトル解説現代文九相図巻九相図九相詩絵巻檀林皇后九相観
0生前相 (せいぜんそう)

私たちが普段目にするのは、まだ生きている体の状態です。肌に血色があり、内臓や骨格もきちんと機能しています。生きている間の体の美しさや活力を表す状態を「生前相(せいぜんそう)」と呼びます。

脹相 (ちょうそう)

死体は時間が経つとガスが溜まり、全体が膨らみます。まるで風船みたいに膨らむこの状態を「脹相(ちょうそう)」と呼びます。

壊相 (えそう)

膨らんだ体が壊れていきます。皮膚が裂けたり、肉が崩れたりして、次第に形が変わる状態を「壊相(えそう)」と言います。

血塗相 (けちずそう)

体の裂け目から血が流れ出し、地面や周囲に広がります。この血だらけの状態を「血塗相(けちずそう)」と呼びます。

膿爛相 (のうらんそう)

体が溶け始め、膿が流れ出す状態です。まるでロウソクが溶けるように崩れていく様子を「膿爛相(のうらんそう)」と言います。

青瘀相 (しょうおそう)

体が腐敗して青黒く変色していきます。この青黒い状態を「青瘀相(しょうおそう)」と呼びます。

噉相 (たんそう)

死体が動物たちに食べられていきます。キツネやオオカミ、トビなどが肉片を奪い合い、引き裂かれて散らばる様子を指します。

散相 (さんそう)

体がバラバラになり、頭や手が元の位置から離れてしまいます。内臓も散らばって元には戻りません。これを散相といいます。

骨相 (こつそう)

骨だけが残った状態です。一部の骨は脂がついていることもあり、他の骨は真っ白できれいな状態です。場合によっては骨がまとまっていることも、散らばっていることもあります。

焼相 (しょうそう)

焼かれて灰や燃え尽きた骨だけが残ります。これを焼相と呼びます。

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