鳥獣人物戯画絵巻 丙巻
平安~鎌倉時代(12世紀~13世紀)にかけて描かれた鳥獣人物戯画絵巻 丙巻の摸本。この巻になり初めて人間が登場する。双六、目比べなど庶民が遊びに興じするさまが、前半の「人間の戯画」で生き生きと描かれる。後半は一転して、甲巻に戻ったかのように、蛙、猿などが競馬、蹴鞠に興じる様が描かれる。前半と後半は、もともと料紙の裏表に描かれており、描かれた時代も絵師も違うのではないといの指摘がある。
- 囲碁
- 双六
- 将棋
- 耳引き
- 首引き
- 目比べ
- 腰引き
- 鶏合せ
- 闘犬
- 猿の競馬
- 山車の囃子方
- 猿と蛙の蹴鞠
- 猿と蛙の験競べ
- 蛇の出現