総角

あげまき
帖: 四十七巻立: 24歳8月-年末主な人物: 薫

八の宮の一周忌を機に薫は大君へ激しく想いを迫るが拒まれ、中君との結婚を斡旋される。薫は大君への誠意を示すため匂宮を手引きして中君と結ばせる。しかし匂宮の宇治通いは六条院の母・明石中宮の制止で途絶えがちになり、妹の不遇を嘆いた大君は自責の念から食を断って衰弱。最期まで貞潔を守り、薫の手の中で息を引き取る。薫は宇治川のほとりで絶望に沈む。

場面

  1. 1宇治の秋の夜、薫、屏風を押し開け、執拗に大君に迫るが、つれなく拒まれる。
  2. 2匂宮、薫とともに勾欄により遣水に月の映る秋の庭を眺め、宇治の姫君たちへの想いを語り合う。
  3. 3匂宮、中の君と明けゆく宇治川を眺める。霧立ち、柴を積んだ舟が川面を行き交う。
  4. 4十月、匂宮と薫ら、宇治川に舟を浮かべて紅葉狩り。 八の宮の山荘より女たちそのさまを眺める
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