藤袴

ふぢばかま
帖: 三十巻立: 37歳秋主な人物: 源氏

秋、夕霧と玉鬘の祖母にあたる大宮が死去し、服喪のため玉鬘の出仕は延期となる。玉鬘が従姉妹であることを知った夕霧は、弔問に訪れた折に藤袴の一枝を御簾に差し入れて好意を告白するが、玉鬘にいなされる。蛍兵部卿宮や髭黒大将らからの求婚の文が殺到する中、玉鬘は行く末に不安を抱きながら喪に服す。

場面

  1. 1夕霧、源氏の使いで玉鬘を訪ね、藤袴の花を御簾より差し入れて、求愛する。二人ともに喪服姿。
  2. 2出仕まぢかの玉鬘のもとに諸方より懸想の文が届くが、玉鬘は見ようともしない。螢兵部卿宮よりも霜を置いた笹の枝につけた文が届く。
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