花散里

はなちるさと
帖: 十一巻立: 25歳5月主な人物: 源氏

政界での立場が悪化し孤立を深める源氏は、五月雨の晴れ間に故桐壺院の後宮であった麗景殿女御の邸を訪れる。世間から見捨てられた静寂のなかで亡き父帝を追慕し語り合ったのち、女御の妹でかつて契りを交わした花散里の部屋を訪れる。激動の最中、源氏は変わらぬ人柄と優しい風情に深い慰めを見出す。

場面

  1. 1源氏、中川辺りで、聞こえた琴の音に興を引かれ惟光を入らす。 門前に桂の木あり、時鳥鳴き過ぎる。
  2. 2源氏、麗景殿女御 (花散里の姉)のもとでも時鳥を聞き、昔話をしてから、花散里に逢う。
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