蛍

ほたる
帖: 二十五巻立: 36歳5月主な人物: 源氏

玉鬘に執心する異母弟・蛍兵部卿宮を六条院に招いた源氏は、あらかじめ御簾の中に集めておいた大蛍を放ち、その淡い光の中に浮かび上がった玉鬘の艶美な横顔を宮に見せつけて煽り立てる。五月雨のつれづれに六条院では物語の流行が起こり、絵物語に夢中になる玉鬘に対して源氏は「物語の虚構と真実」を論じる有名な物語論を展開する。

場面

  1. 1螢兵部卿宮、玉鬘を訪ね、 源氏が几帳の帷子を上げて放った螢の光に玉鬘の美しい姿を見る。
  2. 2玉鬘のもとに螢兵部卿宮より菖蒲の根に結び付けて文が届く。 これを見た源氏は返事を書くように勧める。
  3. 3六条院馬場大殿で競射。 廊の戸口に御簾を掛け人々見物。
  4. 4源氏、紫の上がくまの、物語の絵など見ているところに来合わせ、明石の姫君が読む物語について配慮するように注意する。
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