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蛍
玉鬘に執心する異母弟・蛍兵部卿宮を六条院に招いた源氏は、あらかじめ御簾の中に集めておいた大蛍を放ち、その淡い光の中に浮かび上がった玉鬘の艶美な横顔を宮に見せつけて煽り立てる。五月雨のつれづれに六条院では物語の流行が起こり、絵物語に夢中になる玉鬘に対して源氏は「物語の虚構と真実」を論じる有名な物語論を展開する。
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