真木柱

まきばしら
帖: 三十一巻立: 37歳冬-38歳11月主な人物: 源氏

髭黒大将が女房の手引きで玉鬘の部屋へ押し入り強引に契りを結ぶ。冷泉帝への入内を目前に控えていた源氏と内大臣は深く落胆する。玉鬘に執心する髭黒に対し、彼の狂気の正妻(式部卿宮の娘)が灰皿の灰を浴びせかける事件が発生。正妻の父は孫娘(真木柱)を連れて娘を引き取る。真木柱は邸の柱の割れ目に惜別の和歌を残す。翌秋、玉鬘は髭黒の男子を出産する。

場面

  1. 1心ならずも鬚黒右大将の妻となってしまい、不機嫌な日々を送る玉鬘のもとを、源氏、大将の留守中に訪れる。 玉鬘、几帳に身を隠し、源氏は脇息によって覗く。
  2. 2雪の夜、玉鬘のもとに通う鬚黒大将を身づくろいさせた北の方、突然、大将に火取りを投げかける。
  3. 3冬の夕、母とともに家を去ろうとする鬚黒の姫君(真木柱)、歌を書いた紙を柱の割れ目に差し入れ残しおく。
  4. 4玉鬘の去ったあと、主なき西の対に立ち寄った源氏、山吹の咲く春の庭を見て、玉鬘を想う。
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