御法

みのり
帖: 四十巻立: 51歳春-秋主な人物: 源氏

病の癒えない紫の上はたびたび出家を願うが、源氏は愛着の深さゆえに許さない。紫の上はせめてもの願いとして法華経千部供養を営み、明石の中宮や孫の匂宮に別れを告げる。秋風の立つ夕暮れ、露のように儚く息を引き取り、源氏は生涯最大の悲嘆に打ちひしがれ、後を追いたい絶望の中で野辺送りを営む。

場面

  1. 1三月、紫の上の中宮、匂宮らを連れて紫の上を見舞う。紫の上、匂宮に庭前の紅梅と桜をこの後も慈しんでいくれるよう頼む。
  2. 2夏、明石の中宮、匂宮らを連れて紫の上を見舞う。紫の上、匂宮に庭前の紅梅と桜をこの後も慈しんでくれるように頼む。
  3. 3秋の夕暮れ、重病の紫の上、風に吹かれる前栽を見て、源氏・明石の中宮と歌を交わす。
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