澪標

みをつくし
帖: 十四巻立: 28歳10月-29歳冬主な人物: 源氏

都に戻った源氏は内大臣・太政大臣代行として復権。朱雀帝が譲位し、源氏と藤壺の実子である東宮が冷泉帝として即位する。明石では女児(明石の姫君)が誕生。秋、源氏は須磨明石での加護に報いるため住吉大社へ盛大な御礼参詣を行うが、折悪しく舟で参詣に来ていた明石の御方はその栄華に圧倒され名乗り出ずに立ち去る。帰京した六条御息所が死の床で娘(前斎宮)の後見を源氏に託す。

場面

  1. 1明石の君、姫君のために源氏が遣わした乳母とともに源氏よりの文を読み語り合う。
  2. 2明石の君よりの文を繰り返し読む源氏、恨み顔の紫の上に明石の君の美しい手跡を見せる。
  3. 3五月の朧月夜、源氏、 花散里を訪れ、荒れた庭を見ながら間近で鳴く水鶏を聞いて歌を交わす。
  4. 4秋、源氏供人を整え、住吉詣。 源氏の栄華を目のあたりにした明石の君の住吉詣の舟はそのまま住吉の浜を去る。
  5. 5源氏一行、難波に行き、明石の君の舟と邂逅。明石の君への歌を口ずさむ源氏に惟光は筆と硯を奉る。
  6. 6病のため出家した六条御息所を見舞った源氏、几帳の隙間より斎宮を垣間見る。
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