賢木

さかき
帖: 十巻立: 23歳9月-25歳夏主な人物: 源氏

生霊の恐ろしさに怯える六条御息所は、娘の斎宮下向に伴い伊勢へ下ることを決意し嵯峨野の野宮に籠もる。晩秋、源氏は野宮を訪ね榊を手に別れを惜しむ。その冬に桐壺院が崩御し、後見を失った藤壺は源氏との過ちを悔いて出家。政権を握った右大臣派が台頭する中、源氏は入内していた朧月夜との密会を右大臣に現場で目撃され、絶体絶命の危機に陥る。

場面

  1. 1晩秋の野宮に六条御息所を訪ねた源氏、榊の枝を御簾の中に差し入れ、歌を交わす。
  2. 2桐壺帝崩御後、三条宮に下る藤壺中宮を源氏と螢兵部卿宮が見舞い慰める。庭の池は凍り、五葉松に雪降り積もる。
  3. 3藤壺を慕って忍びいった源氏、屏風の狭間を伝って藤壺の室に入り込もうとする。
  4. 4雲林院に籠もった源氏より文をつけて届けられた紅葉を藤壺うとましく思い、瓶にいれて廂の柱のもとに遠ざける。
  5. 5桐壺院の一周忌の後まもなく藤壺出家。驚いた源氏、命婦を介して悲しみを訴える。雪に月、くまなく照る。
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