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椎本
薫に宇治の話を聞いた匂宮は興味を抱き、春の宇治を訪れて次女・中君と和歌を贈答する。秋、自らの死期を悟った八の宮は薫を呼び、姫君たちの後見を懇願してこの世を去る。薫は大君に求愛するが、大君は父の遺言を守って独身を通そうとし、むしろ薫には妹・中君と結ばれることを望む。薫の純粋で不器用な恋情は拒絶の中で深まっていく。
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