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末摘花
亡き常陸宮の遺児が荒れ果てた邸で孤独に暮らしていると聞き、好奇心を抱いた源氏と頭中将は競って言い寄る。源氏が先んじて契りを結ぶが、後朝の雪の朝に改めて見た彼女は、座高が高く痩せ細り、紅花で染めたように鼻先が赤く垂れ下がった不器量な姫君(末摘花)であった。幻滅しながらも、その誠実で古風な人柄を見捨てられない源氏は、以後も終生援助を続ける。
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