常夏

とこなつ
帖: 二十六巻立: 36歳6月主な人物: 源氏

猛暑の夏の日、源氏は夕霧や公達を六条院の釣殿に招き、水で冷やした瓜や鮎を食しながら歓談する。内大臣が玉鬘への対抗心から引き取ったもう一人の実娘・近江の君の無作法で奇矯な言動が話題となり、一同の失笑を買う。夕暮れ、撫子(常夏)の花が咲き乱れる庭を眺めながら、源氏は玉鬘を訪れて和琴の手ほどきをし、求愛の情を重ねる。

場面

  1. 1夏の暑い日、源氏、釣殿で涼をとり、川魚など料理させて、内大臣の子息たちと歓談する。
  2. 2夕方、源氏、玉鬘を訪ね、貴公子たちも同行。前栽に撫子咲き乱れる。
  3. 3月のない夜、篝火をたかせ、源氏は玉鬘に琴を教える。玉鬘への恋慕つのる。
  4. 4暑い日、雲居雁が手枕をしてうたた寝する姿を見た内大臣、起こして諫める。
  5. 5近江の君が五節の君と双六をするところを内大臣覗く。
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