浮舟

うきふね
帖: 五十一巻立: 27歳春主な人物: 薫

宇治に隠された浮舟の居所を突き止めた匂宮は、薫を装って宇治山荘に侵入し契りを結ぶ。情熱的な匂宮に浮舟も次第に心を惹かれていく。しかし慎重な薫と情熱的な匂宮という対照的な二人の貴公子から同時に求愛され、浮舟の二股関係は露見寸前に陥る。両者への板挟みと裏切りの自責に耐えかねた浮舟は、夜の宇治川への投身自殺を決意する。

場面

  1. 1正月、中の君のもとで若君をあやし遊ぶ匂宮。そこへ、居所を隠している浮舟よりの文をつけた小松と髭籠を持った女童が走って来る。
  2. 2匂宮、忍んで宇治の浮舟を訪ね、隙間より室内を覗く。浮舟は縫物をする女たちの間に臥す。
  3. 3春の日を浮舟とともに過ごす匂宮、男女が寄り添って乱している絵を描いて浮舟に見せる。
  4. 4雪の中、匂宮、浮舟を小舟に乗せて宇治川を渡り、橘の小島で愛を誓う。
  5. 5夜、宇治に忍んだ匂宮、薫の命で警戒が厳しく邸に入れず、野原に侍従を呼び出して逢う。
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