梅枝

うめがえ
帖: 三十二巻立: 39歳春主な人物: 源氏

明石の姫君の東宮入内を前に、源氏は六条院の女君たち(紫の上・花散里・明石の御方)や朝顔の元斎院に薫物の調合を競わせる「薫物合」を催す。判定役の蛍兵部卿宮を迎えた優雅な春の夜、調香された名香の優劣が競われる。あわせて源氏は入内調度として古今名筆の手習い草子を用意させ、晩春に姫君の盛大な裳着を執り行う。

場面

  1. 1朝顔の斎院より源氏のもとに、紺と白の瑠璃の壺にいれた薫物が松と梅の枝をつけて贈られる。螢兵部卿宮、艶なさまに感嘆。
  2. 2源氏、朝顔の斎院への返事の文を紅梅の紙に書き、庭前の梅の枝につけて贈る。
  3. 3明石の姫君の裳着の前夜、源氏と螢兵部卿宮ら、六条院の夫人たちの調合した薫物を合わせる。
  4. 4その明け方、帰ろうとする螢兵部卿宮に源氏、直衣と薫物を贈る。
  5. 5姫君入内のため、源氏、寝殿で女房たちに墨をすらせて草子を書く。
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