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薄雲
明石の姫君の将来のため、明石の御方は涙をのんで娘を二条院の紫の上の養女として預ける。翌年春、藤壺女院が三十七歳で崩御し、源氏は深い絶望に沈む。夜居の僧都の密告によって冷泉帝は自らが源氏の実子であることを知り、帝位を譲ろうとするが源氏は固辞。冷泉帝は源氏に太政大臣への昇進を打診する。
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