宿木

やどりぎ
帖: 四十九巻立: 24歳春-26歳4月主な人物: 薫

匂宮は夕霧の娘・六の君と政略結婚を結び、懐妊中の中君は不安に打ちひしがれる。薫は中君を慰めるうちに思いを打ち明けるが、中君は自らの異母妹・浮舟の存在を薫に示唆してかわす。中君は無事に男子を出産。一方、薫は今上帝の女二の宮と結婚するが大君を忘れられない。初瀬参詣の帰途、宇治に立ち寄った薫は、大君に生き写しの浮舟を偶然垣間見ることになる。

場面

  1. 1女二の宮を薫に降嫁させようと考える帝、薫を碁の相手に召し寄せる。清涼殿東庭の白菊が霜のため色が変わっている頃である。
  2. 2帝、薫に碁の賭物として菊を折らせ、女二の宮降嫁の意を仄めかす。
  3. 3夕霧の六の君との結婚のため、六条院へ出かける匂宮を見送り、中の君憂悶する。
  4. 4宇治を訪れた薫より土産として中の君のもとに届けられた山蔦と文を見た匂宮、嫉妬しながらも、わざと返事を書くように勧める。
  5. 5匂宮、晩秋の庭を肌に琵琶を弾き、中の君は脇息によって思い悩む。

源氏物語「宿木」を描いた絵巻

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