横笛

よこぶえ
帖: 三十七巻立: 49歳春-秋主な人物: 源氏

柏木の一周忌を終えた秋、落葉の宮の母・一条御息所は手厚い配慮への返礼として柏木遺愛の横笛を夕霧に贈る。その夜、夕霧の夢枕に柏木が現れ「その笛はあなたではなく然るべき人に伝えてほしい」と告げる。夕霧は六条院の源氏に夢と横笛のことを相談するが、笛の真の継承者が薫であることを知る源氏は言葉を濁して笛を手元に留める。

場面

  1. 1山の朱雀院より女三の宮に贈られた筍に添えられた文を源氏読む。
  2. 2幼い薫、這い出してきて、筍をとり口にいれたり投げ出したりするのを、源氏見て笑いたしなめる。
  3. 3源氏、薫を膝に抱きとり、話しかけ、戯れに歌を詠む。
  4. 4秋、夕霧、落葉の宮を訪問、 想夫恋を合奏。帰りに一条御息所より柏木遺愛の笛を贈られ、試みに吹き鳴らす。
  5. 5夜更けて帰邸した夕霧の夢に柏木現われ、笛は別人に贈るつもりであったという。
  6. 6雲居雁、夜中におびえて泣く幼児を抱く。 夕霧も起きて来る。

源氏物語「横笛」を描いた絵巻

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