夕霧

ゆふぎり
帖: 三十九巻立: 50歳秋-冬主な人物: 源氏

落葉の宮への思慕を募らせた夕霧は小野の山荘へ押し掛け想いを打ち明けるが、宮は頑なに拒絶する。心痛のあまり母御息所が急死し、世間の浮名に絶望した落葉の宮は籠居するが、夕霧は強引に一条宮に移して契りを結ぶ。嫉妬に狂った正妻・雲居の雁は子らを連れて実家へ帰ってしまう。夕霧は二人の妻の間で板挟みとなりながらも、一門の重鎮として栄華を築いていく。

場面

  1. 1小野の山荘を訪れ、以前からの思慕の情を落葉の宮に打ち明けた夕霧、宮の居室に入り、逃れようとする宮の御衣の裾を捉える。
  2. 2自邸で、一条御息所の文を読む夕霧に雲居雁忍びより手紙を奪う。
  3. 3翌朝、雲居雁の隠した文を探す夕霧。 室内で子供たち騒ぐ。
  4. 4小野の山荘の妻戸のわきに立つ夕霧、秋の夕陽に扇をかざす。垣の外には鹿が鳴いている。
  5. 5致仕の大臣の文を持ち、蔵人少将(柏木の弟)、 落葉の宮を訪れる。
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